ナチュラルコードバンのフラップウォレット、二つ折りショートウォレット/カスタムオーダー

2019.06.03 Monday

0

    ナチュラルコードバンの革製品

    【ナチュラルコードバンのフラップウォレット、二つ折りショートウォレット/カスタムオーダー】

     

    今回ご紹介いたしますのは、先日納品いたしましたナチュラルコードバンのアイテムです。

    ナチュラルコードバンで以下の商品をご購入いただきました。

     

    • フラップウォレット
    • 二つ折りショートウォレット
    • 名刺入れ
    • IDカードホルダー

     

    今回はその中のフラップウォレット、二つ折りショートウォレットをご紹介いたします。

     

     

    ナチュラルコードバンの革財布

    フラップウォレット(カスタム)

     

    「ナチュラルコードバン」は日本が誇る「新喜皮革」のコードバンで、所謂「ヌメ革」のようにナチュラルな色のコードバンです。

    (「ヌメ革のように」というかタンニン鞣しなので「ヌメ革」そのものなのですが)

     

    ナチュラルのコードバンというのはなかなか取り扱っているブランドが無いようでして、最近問い合わせが多いです。

    以前にも書きましたが、ナチュラルのコードバンは限りなく「スッピン」に近い革なので、色むら、シミ、毛穴等の個体差が激しく、この革を使って大量生産で展開するのは不可能だと思います。

     

    SHINでも革の「個性」や納期(場合によっては2~3ヶ月)でご納得いただいた上でご注文をお願いしております。

    写真で見ると真っさらの表面に見えますが、「寄り」で見ると黒点、赤点、毛穴等が見受けられます。

     

     

     

     

    前置きは以上にして、今回のフラップウォレットを見てみましょう。

    写真のフラップウォレットはフラップの形状(ライン)をやや緩やかなカーブに変更しております。

    また、SHINの刻印は内側に移動しております。

     

    ナチュラルコードバンの革財布

    内装はイタリアの「リオ」のタンカラー(牛革)

    ファスナーをYKKエクセラ(ダブルチェーン)のダークブラウン/ゴールドに変更。

    こだわりの仕様となっております。

     

    構造は標準仕様で、カード12枚に真ん中にコインケースを配置しております。

     

    ナチュラルコードバンの革財布

    続いて「二つ折りショートウォレット」

    フラップウォレットより色が濃い目ですが、これも個体差です。

    使っていくとどんどん濃くなっていきますので、いずれ色は同じ感じなるとは思います。

     

    通常の二つ折りショートウォレットにはストラップは付いておりません。

    今回はお客様のご希望で取り付けております。

     

    ナチュラルコードバンの革財布

    内装はこちらもタンカラー

    左にカード、右にコインケースのスタンダードなポジション。

    分かりづらいですが、コインケースに「令和元年製造」の刻印を入れております。

    (写真は無いですが、フラップウォレットにも入れております)

     

    残りの名刺入れとIDカードホルダーは次回ご紹介するいたしまして、お客様からのご感想をご紹介します。

     

    SHIN 加來様

    先日、品物を受け取りました。
    想像していた以上に素晴らしい出来で感激しました!たくさんのカスタムオーダーをお願いして面倒だったと思いますが、引き受けていただき感謝しています。革の調達にもご苦労をおかけしたことと思います。「納得のいく革が無かったため、今回は仕入れを見送りました」と連絡を受けた時は、プロ魂を感じました。納期は延びましたが、そのおかげで令和刻印も入れていただけましたし、最高の革で品物を作っていただけました。これからは、つい新しい財布に目が行ってしまうことはなさそうです。
    6月の天赦日から使うつもりです。長く大切にしますので、メンテの際にはまたよろしくお願いします。ありがとうございました。

    富山県射水市のH様、ありがとうございました!

     

     

    それでは今回はこの辺で。

    SHIN代表兼職人の加來でした。

     


    フラップウォレット商品ページはこちら

     

    二つ折りショートウォレット商品ページはこちら

     

     

     

     

     

     

    コメント
    コメントする