足踏みミシンについて/SINGER 17ミシン

2017.09.06 Wednesday

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    SINGER足踏みミシン

    ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

     

    今回は、SHINのメインマシン「SINGER17ミシン」についてのお話です。

     

    ひとことで「足踏みミシン」と言いましても、ミシンの「頭」(本体)と脚(台)はそれぞれ分かれているので、このミシンでも電動の台と組み合わせれば「電動ミシン」ということになります。

     

    よく見ると、足踏み部分は「SEIKO」と書いてあります。

    そうなんです。SINGERのものではないのです。残念!

    (SINGERの脚、欲しい!)

     

    ちなみにSEIKO(セイコー)とは日本のミシンのメーカーで、現在でもこのSINGER17ミシンの正式な(?)コピー品であるTEシリーズを作っている会社です。

     

    TEはこのSINGERとほぼ、同じ作りでパーツも互換性があります。

     

     

    話がそれましたが、このSINGERミシンは1931年、アメリカ/ニュージャージー州のエリザベス工場で生まれたものです。(シリアルナンバーで判明)

     

     

    ミシン屋さんで出会ったときはもっとボロくて真っ黒だったのですが磨いたりロゴ、マークを付けたりしてこのように仕上がっております。(羊のマークはSHINオリジナル)。

    購入してしばらくは色々不調が出まして、ミシン屋さんに持っていったり自分で直したりしながら段々調子が良くなっていきました。

    (以前の職場で先ほど話に上がったSEIKOのTE-6というモデルを使っていたので、使うのは慣れておりました)

     

     

    このミシンの良いところの一つに

    ・造りがシンプルなので、大体のトラブルは自分で対処できる

    ということが挙げられます。

    最新のミシンとかだったらたぶん自分で直すのは無理でしょう。

     

     

     

    SINGER足踏みミシンで縫製中縫製風景はこんな感じです。

     

    この鉄製の脚は何故か小さめな作りになっておりますので、僕のような小柄な人間向けなのです。

    大柄な人は窮屈のはず。

     

     


     

    SINGER足踏みミシンでバッグを縫っているところ

    迫力の一人称視点(スマホでご覧の方は「迫力」ではないですが)

    このように縫製しております。

     

    腕ミシンなので、筒状のものはもちろん、平らなもの(安定性に欠けますが慣れれば問題無し)などあらゆるものを縫う事ができます。

    そしてもちろん工業用ミシンですので、かなりの厚みのあるものも縫えます。7mm前後くらいはいけるんじゃないでしょうか。(それ以上の厚みの場合は手縫いしてしまいます)

     

    レザーウォレットを足踏みミシンでぬっている

    ※「フライトウォレット」縫製中

    財布はもちろんですが

     

     

    SINGER足踏みミシンでバッグを縫っているところ

    バッグまで、オールマイティに使えます。

     

     

    ちなみにスマホで撮影しました動画をYouTubeにアップしてみました。

     

    上の動画はミリタリートートの制作風景ですが、「カタカタ」と心地良い音がしますよね?

    こうやって80年以上の歴史を注入します。

    革のトートバッグ(ミリタリートート)

    はい!

    ミリタリートート完成!

     

    ついでなのでキャッシュトレイの縫製風景も

    こちらの方が画質を落としているので重くないかも。

    キャッシュトレイは立体的なので縫製がややアクロバティックです。

     

    SHINの商品はこのように作っております。

     

    TE-5B SEIKO足踏みミシン

    ちなみにこれはSHINの2号機、SEIKO「TE-5B」です。

    万が一、メインのミシンがトラブったとき用の控えです。

    また、イベントなどの持ち込みにはこちらのミシンを使用します。

     

     


    さて、いかがだったでしょうか?

    何となく、SHINの商品がどのように作られているかがイメージできたと思います。

    大量生産とは一味違う、「手作り感」を感じて頂けたら嬉しいです。

    (商品それ自体に「手作り感」は出したくないと思っているのですが)

     

    それでは今回はこの辺で。