本革製ペンケース/カスタムオーダーコレクション

2017.09.04 Monday

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    革製ペンケース

    ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

     

    今回は、本革製ペンケース(レザーペンケース)のカスタムオーダーコレクションと題しまして、

    過去のペンケースのカスタム事例をご紹介。

    カスタムオーダーのご参考にして頂ければと思います。

     

     

    「カスタムオーダー」とは

    SHINの既存の商品の素材(革、ファスナー、金具、糸、etc...)

    の色等を変更してオリジナリティを出すカスタムのことです。

     

    カスタム費用は高くはならないので、低コストで自分だけのオリジナルを作れるのでお薦めです。

    ただし、通常SHINで取り扱いのない素材(特に革)に関しては

    使う分だけ仕入れることが難しいので大幅な価格アップになってしまいます。

     

     

    また、大幅な構造変更を伴わなければ多少の仕様変更は可能です。

    • ポケット追加
    • 多少のサイズ変更(試作が必要になるものは不可)
    • ナスカンの追加

    等々。

     

    ではそろそろいってみましょう。

    ※ペンケースSとペンケースMが混在しております

    革のペンケース

    革のペンケース内装

    【変更点】

    • 革をイタリア/ワルピエ社の「ドラーロ」のワインカラーに変更
    • ステッチをパープルに変更
    • ファスナーをブラウン×ゴールドに変更
    • 内装をイタリア/モンタナ社の「リオ」のタンカラーに変更
    • ペンホルダーを撤去

    外装に使っている「ドラーロ」は他の色もあります。

    SHINの商品「スリムペンケース」で使っているので興味のある方はチェックしてみてください。

     

    ペンホルダー無し仕様をご希望の方も多いようですね。

     

    つづいては…

    黒い革のペンケース

    【変更点】

    • ステッチをベージュに変更
    • ファスナーを「Talon(タロン)ファスナー」のベージュに変更
    • 内装はダークブラウンに変更

    比較的派手さを抑えたカスタムですが、これは「ラウンドファスナーウォレットTLN

    をご注文された方がウォレットと同じテイストでカスタムを希望されたものです。

    他に、名刺入れも同じテイストでご注文頂きました。

     

    つづいては…

    緑の革のペンケース

    【変更点】

    • 革をイタリア/バダラッシィ・カルロ社の「ミネルバボックス」のグリージオという色に変更

    ミネルバボックスは非常に経年変化しやすく、また色も劇的に変わるので「好きな人には好き」な革です。

    最終的にはほぼ茶色に近くなります。

    ※現在はミネルバボックスは取り扱っておりません。

     

    続いては…

    バーガンディのシェルコードバンのペンケース

    ブライドルレザーのペンケース内装

    【変更点】

    • 革をアメリカ/ホーウィン社の「シェルコードバン」バーガンディに変更
    • ファスナーをダークブラウン×ゴールドのYKKエクセラに変更
    • SHINの刻印を外装に
    • ステッチを革と同色系に変更
    • 内装をイギリス/セドウィック社の「ブライドルレザー」のイエローに変更
    • ペンホルダー無し

    かなりのカスタムです。

    外装に使っているシェルコードバンは、爬虫類などの「エキゾチックレザー」を除けば最も高級な革と言えるでしょう。

    ファスナーもYKKの高級品「エクセラ」をセレクトしております。

    ちなみに内装のブライドルレザーは通常取り扱いが無い革です。

     

    続いては

    シェルコードバンのペンケース

    シェルコードバンのペンケースポケットシェルコードバンのペンケース

    【変更点】

     

    • 革をアメリカ/ホーウィン社の「シェルコードバン」のブラックに変更
    • ステッチもブラックに
    • 内装をブラックの「ブッテーロ」に変更
    • ポケット追加
    • ペンホルダーを変更

    お客様は設計士の方で、収納する道具類を考慮してオーダーされました。

    ペンケースシェルコードバン

    写真もいただきました。モンブランのブラック&ゴールドがバッチリ似合っております。

     

     

    次が最後です

    ペンケースririファスナー付き

    ririファスナー付き革のペンケース

    【変更点】

    • ファスナーを「ririファスナー」に変更
    • 内装を赤色の「アリゾナ」に変更
    • ステッチをブラックに変更
    • SHINの刻印を左下に配置

    最近ririファスナーのお問い合わせが多いですが、ririのファスナーはスイスのメーカーで、かなりの高級品です。

    ririファスナーにする場合は覚悟してください(笑)

     


    以上、今回のペンケースカスタムコレクションはこれでおしまいです。

    どうですか?ご参考になったでしょうか?

    だいたい革やファスナー、ステッチを変えただけですが、いずれも個性的な仕上がりになっていますよね。

     

    カスタムオーダーをご希望の場合はお気軽にご相談ください。

    単純にいつもとは違う組み合わせで制作するのは楽しいですし、ブログ等の「ネタ」になるので大歓迎です。

     

    ペンケースS商品ページ

    ペンケースM商品ページ

     

     

     

     

     

    イヤホンケースにもなる革製コインケース/スリムコインケースのご感想

    2017.09.04 Monday

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      ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

       

      先月より販売を開始いたしました”イヤホンケースにもなる”「スリムコインケース」ですが、

      ご好評を頂いておりましてご感想が続々と届いております。

       

      以前にも書きましたが、もともと「革のイヤホンケース」として試作して、「コインケースとしても使えるぞ」からの

      「イヤホンケースって需要あるのか?」「コインケースとして販売しよう」という商品でございます。

      (まず始めに「イヤホンケースって需要あるのか?」から入るのが正攻法の気が…)

       

      さて、前置きはこのくらいにしてお客様のご感想をご紹介します。

       

      通勤に使っているイヤホンにケースが欲しいなぁ、と思っていた所、facebookの記事でこちらの商品の記事があり、購入しました。

      以前から加來様の所の商品は気になっていたので、お試しにもちょうどいい価格なのでよかったです。

       

      イヤホンのサイズがカナル型でかさばるのかギリギリでちょうど入る感じになりました。(イヤホンはゼンハイザー社のMOMENTUMという商品のリモコン付きモデルです)
      カバンの中の収納がスッキリするし、今まではイヤホンがひっかかってしまっていたので、こういった商品は純粋に嬉しいです。

       

      革の質感もブルーを購入しましたが、雰囲気もよく使っていくうちにどのような変化をしてくれるのか楽しみです。
      最初、価格帯も手軽すぎるのかな、と思ってクオリティ的に心配だ(失礼!)と思ったのですが、満足しています。

       

      メンテナンスのオススメのクリーム、オイル等がありましたら、そちらもご案内いただけますでしょうか?
      今回は本当にありがとうございました。次回はミリタリートートをお願いしたいなぁ、と思っています。
      また、一応、こんな感じになりました、とイヤホンを入れた画像も添付させて頂きます。

       

      日高郡のT様、ありがとうございました!

       

      革のイヤホンケース頂いた写真です。

      何やら高そうなイヤホンですが、無事収納できて良かったです^^

      ※あまり大きなイヤホンは収納不可です。

      ゼンハイザー社のMOMENTUM(リモコン付きモデル)はギリギリ入ることが今回わかりました。

      ご参考までに。

       

      ※明るい色のイヤホンですと、もしかしたら革の色が移る可能性もありますのでご注意ください。

      他のお客様からも、イヤホンの他にも「印鑑ケース」「ピルケース」

      としてご愛用されているというご報告を頂いております。

       

      余談ですが、電子タバコ「glo」のネオスティック吸い殻入れを現在開発中ですが、この「スリムコインケース」もgloのネオスティック吸い殻入れとして使うことも可能となっております。

       

       

       

      最後にこの青い革についてですが、イタリア/ワルピエ社の「ブッテーロ」という革好きならあまりにも有名な革で、

      植物タンニンで時間をかけて鞣されております。

      革の「コシ」「発色」「経年変化」全てにおいて上質な「ヌメ革の王様」です。

      革内部にオイルが豊富に含まれておりますので、使い込んでいくと染料染めの革ならではの「透明感のある艶」が楽しめます。

       

      それでは今回はこの辺で。

       


       

      以前に頂いたスリムコインケースのご感想の記事

       

      以前に頂いたスリムコインケースのご感想の記事(ブログ移転前)

       

      スリムコインケース商品ページ
       

       

       

       

       

       

       

      携帯用/オイルコードバン製カバー付き靴べらのご感想

      2017.09.03 Sunday

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        コードバン靴べら

        ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

        何日か前にこのオイルコードバンカバー付き靴べらの記事を書きましたが、

        先日お客様からご感想を頂きましたので、ご紹介します。

        本日宅配ボックスより受け取りました。
        シェルコードバンや新喜皮革のコードバンの小物は
        所有しており初めてのオイルコードバンになります
        ホームページの紹介通り、ヌメっと艶でなかなか良いです
        金具も真鍮もかっこ良いですね
        ホームページの紹介って実物より良く、過大なものが多いですが
        ホームページの紹介そのままです。
        また、機会がありましたら宜しくお願いします。

        越谷市のH様、ありがとうございました!

         

         

        コードバン

         

        「コードバン」というのは馬の「お尻の」革で、繊維が非常に詰まった「セル」と呼ばれる部分があります。

        その綺麗に詰まった繊維を磨くことにより、滑らかな質感が生まれます。

         

        通常の革ですと表面を「銀面(ぎんめん)」呼び、その下の層を「床(とこ)」と呼びます。

        コードバンに銀面は無く、「床」(コードバン層)のみで作られています。

         

        コードバンの豆知識でした。

         

        オイルコードバンカバー付き靴べら商品ページ

         

         

         

        シボが魅力の革「アリゾナ」の財布/ラウンドファスナーウォレットTLNカスタムオーダー

        2017.09.02 Saturday

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          ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

          今回紹介いたしますのは「ラウンドファスナーウォレットTLN」のカスタムオーダーです。

          変更点はといいますと

          1. SHINの刻印を内装に
          2. TALON(タロン)ファスナーの色変更
          3. ファスナーの引手をカスタム
          4. 糸を若干太いものに変更

          となっております。

           

          通常取り扱っているのが、ファスナーテープ(布の部分)の色がダークブラウン×ゴールドのスライダーのTALONなのですが、

          今回はお客様のご希望によりベージュのファスナーテープ×ゴールドのスライダーに変更。

          TALONはファスナーテープがコットン素材なので、革との相性は抜群。

           

          スライダーに付いているプルタブは通常のヒモ状のものから写真のように変更しております。

           

          シボ革のファスナー財布

          内装は通常通りのタンカラーのバットレザー。(イタリアのMONOTANA社製レザー)

          バットと言っても「コウモリ(bat)」ではなく牛の「お尻(butt)」の方。

          繊維が詰まった頑丈な部位です。

           

          シボ革のファスナー財布

          コインケースもお揃いでオーダーいただきました。(コインケースもカスタムオーダーです)

           

           

          シボ革アリゾナ

           

           

           

          シボ革アリゾナ

          さて、使用している「アリゾナ」という革を軽く説明いたします。

          イタリアのサンタクローチェ近郊にある植物タンニン鞣し一筋のタンナー

          Conceria la Bletagna (コンチェリア・ラ・ブレターニャ)

          が自信を持って提供する、シボ(細かいシワ)が魅力の革です。

          革屋さんに「アリゾナ」名前の由来を聞いたことがあるのですが、

          この美しい「シボ」が「アリゾナの大地」を思わせるからだそうです。

           

           

          僕自身もアリゾナは好きでよく使うのですが、アリゾナの良い所は

          経年変化が早過ぎず、遅すぎずという絶妙なスピードだということ。

          つまりじっくり育てることができるのです。

           

          使い込んでいくと艶が増し、色も濃くなっていきます。

           

           

           

           

          アリゾナペンケースTalonファスナー仕様

          これはペンケースですが、上が使用数ヶ月、下が新品です。

          色も若干ブラウン系に変色しています。

          育てるのが楽しい革ですよ。

           

          今回はこの辺で。

           

          ラウンドファスナーウォレットTLN商品ページ

           

           

           

           

           

           

          鹿革の話とショルダーバッグのカスタムオーダー

          2017.09.01 Friday

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            鹿革ショルダーバッグ

            ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

            写真はエルク(大鹿)の革を使ったショルダーバッグです。(カスタムオーダー)

            イエローとヌメ革のナチュラルカラーが非常にマッチして良い感じです。

             

            鹿革

             

            さて、今回は鹿革についても少しお話したいと思います。

             

            鹿革の特徴

            「鹿革(エルク含めて)」というのはなかなか面白い革で、以下のような特徴があります。

            • 柔らかい
            • 引っ張り強度が強い
            • 軽い
            • 繊維が細かい

            引っ張り強度が尋常ではないので、細い鹿の革ひもでも手でちぎることは困難です。

            ですから丈夫な革ひもが必要なら「鹿ひも」を選べば間違いないです。

             

             

            ブッテーロ財布

            ちなみに写真の「ジェネラルウォレット」のチョーキングに使っているのも「鹿ひも」です。

            柔らかいうえに切れないので「ひも」としてのポテンシャルが非常に高いのです。

             

             

            ・古来から武具等にも使われていた

            柔らかく強靭なので、古来から武具や手袋、衣料などにも用いられています。

            眼鏡拭きで使われる「セーム革」も鹿革で、

            繊維の細かさと含まれた油分によって眼鏡がピッカピカになるのです。

            スマホの液晶なんかもちょっと鹿革で磨くだけでピッカピカです。

             

             

            こうしてみると、鹿革はかなり「使える」革だということがわかりますね。

            ですので、牛革よりは高級な部類に入ります。

            牛革の方が、圧倒的に出回っている数が多いということもありますが。

             

             

            ・鹿が害獣?

            革というのは食肉の副産物ですので、牛肉は日常的に食べていても

            鹿肉っていうのは滅多に食べれないことからも希少であることがわかります。

            (美味いですよね〜一度骨付きの鹿肉っていうのを食べましたが非常に美味でした)

             

            ただ、そうかと思えば日本では鹿が農作物を荒らす害獣として

            駆除されねばならない対象になっているというのをご存知でしょうか?

             

            その駆除された鹿やイノシシはお肉は食べられていても(美味いですからね)

            皮は捨てられているそうです。

             

             

            ・MATAGIプロジェクト

            レザーサーカス

            僕も最近革屋さんから聞いたのですが、

            そんな皮を革として有効活用しようというプロジェクト

            「MATAGIプロジェクト」というのがあります。

            (皮と革の違いって何?と思った方はこちらの記事を『サドルレザー(ヌメ革)とは

            ※写真のパンフの「LEATHER CIRCUS」はそのプロジェクトの一部

            じつは僕もまだ詳しくはないので興味のある方はサイトをご覧ください。

             

             

            さて、鹿革についてとりとめも無く書いてみましたが興味湧いてきましたか?

            とは言うもののSHINではほとんど鹿革の商品が無いという...下の写真の「ディアスキンキーケース」のみ。

            鹿革キーケース

             

             

            ちなみに牛や馬の革は「カウハイド」「ホースハイド」というように

            「ハイド」という言葉が使われますが、

            鹿革は「ディアスキン」「エルクスキン」というように「スキン」という言葉が使われています。

            「スキン」というカテゴリーは比較的サイズが小さい革に使われます。

            (エルクはデカイんですけど)

            他はピッグスキン(豚)、ゴートスキン(山羊)、シープスキン(羊)等々。

             

            今日の所はこの辺で。

             

            2017年8月以前のブログはこちら

            ハンドメイドの革製品SHINのブログ

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

            革は濡れても大丈夫か

            2017.08.31 Thursday

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              革水濡れ

              ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

               

              「革は水に濡れたら終わり...」というイメージを持っている方は結構いるのではないでしょうか。

              じつは革は濡れても、「終わり」ではないのです。

               

              そもそも鞣す(なめす)段階で液体に漬け込んだり、水でじゃぶじゃぶ洗ったりしております。

              ただし、写真のように盛大に濡らしますと風合いが変化し、乾燥した時にやや風合いがゴワゴワします。

              これは綿製品を洗濯〜乾燥したときと同じ状態であります。

               

              もっとも、通常濡れる場合って「水をこぼした」とか「雨に降られた」とかですので

              その場合は「シミ」にご注意です。

              とにかく濡れたらすぐに布でやさしく拭くか、なければ手で伸ばす(これ重要)

              しずくのまま置いておくとまず「シミ」になります。

               

               

              革トート

              写真はミリタリートートの制作工程の濡らし直後の状態。

              財布などを洗濯機に入れてしまった場合などはこんな感じですね(笑)

               

              この状態は革が柔らかくなり、伸びやすいので注意が必要です。

              ちなみになぜこんなに濡らしているかというと、柔らかくしてひっくり返すためです。

              そうしないと硬くてひっくり返えらないのです。

               

              革トート

               

               

              革が濡れた場合は乾かす時に注意が必要です。

              特に濡れた状態で熱をかけるとタンパク質が変性してしまい、もとに戻りません。

              縮んだり、硬くなったり。

               

              つまり、革が濡れたからといってドライヤーを使ったり、直射日光に当てて干したりは禁物ということです。

               

              晴れた日に風通しの良い所で陰干ししてください。

              ちなみにパッと見で乾いていても内部に水分が残っている場合がありまして、

              実際見た目では判別不能なのでしっかりと乾燥させてから仕舞うようにしてください。

               

              濡れた革の大敵は「熱」と「カビ」ですので。

               

              例えば革の財布を毎日使っていればカビなど生えないと思っている方が殆どだと思いますが、

              ポケットに入れたりしていると「汗」「汚れ」などが付き、カビが発生します。

              財布の「マチ」の部分を見てください。ほら、カビてるでしょう?

              たまに汚れを拭いたり、綺麗にしてあげてくださいね。

               

              革トート水濡れ

              濡らして乾燥するとオイルが少し抜けるので、ミリタリートートでは乾燥後オイルを補充します。

               

              革トート水濡れ

              塗り上がりました。

              ちなみに塗っているのは「ニートフットオイル」という牛から採った液状のオイルです。

              液体なのでよく浸透します。

              塗った直後は濡れた感じなのですが、数日で馴染んでいきます。

               

              今回は水濡れについてのお話でした。

               

               

               

               

               

              本革製キャッシュトレイ(マネートレイ)MOTORIMODA

              2017.08.30 Wednesday

              0

                ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

                 

                銀座に本店を構える「Motorimoda(モトーリモーダ)」様から

                本革製キャッシュトレイ(マネートレイ)のリピートのオーダーを頂きました。

                 

                「Motorimoda」はバイクや車をエレガントに楽しむ

                大人のためのモータースタイル」を提案しているセレクトショップで、

                主にヨーロッパのブランドを取り扱っています。

                 

                 

                「6 WHEELS LIFE」というのは男ならだれでも憧れる「6輪生活」、

                つまり車(4輪)とバイク(2輪)のある生活というライフスタイルです。

                 

                僕も前々職は「バイク屋」に勤めていたので6輪生活だったのですが

                職人という職業柄、バイクに乗ることを一時的(?)に諦めております。

                 

                バイクはちゃんと安全運転していればもちろん安全なのですが、万が一ってこともあるので。

                腕なんか骨折した日には、何も作れない=収入0の現実が待っているわけです。

                ですから現在は怪我する可能性のあるスポーツ(スノボとか)

                危険な趣味などは一切やっておりません。

                (他の職人さんってどうなのでしょうか?)

                 

                ちなみに今は車と自転車の6輪生活です(笑)。自転車も油断できませんけどね。

                 

                革キャッシュトレイ

                キャッシュトレイの全体像です。

                通常は真ん中に名入れを行いますが、ご希望によってはこのように右下に刻印することも可能です。

                 

                輪郭のウェーブデザインは2枚の革を立体的に貼り合わせる事で形成します。

                これがなかなか時間がかかる作業でありまして、

                手作業ですので厳密には全く同じカタチにはなりません。

                それが手作りの...良い所です。「同じものは2つと無い」っていう便利な言葉。

                 

                さて、Motorimoda様からご感想も頂きましたのでご紹介します。

                ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

                加來様

                お世話になっております。
                モトーリモーダのOです。

                本日商品受領致しました。
                店頭用に3回目のリピートとなりますが、
                どの仕上がりにも大変満足しております。

                今回ご注文させて頂いた「タン」は落ち着いて品がありながら
                渋みのあるお色でとても気に入りました。

                また新店オープンの際には利用させていただきますので
                よろしくお願いします。

                ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

                O様、いつもありがとうございます!

                 

                Motorimodaウェブサイト

                非常におしゃれなので、是非アクセスしてみてください。

                基本的にはライダー向けのアイテムって機能性が追求されているので大好きです^^

                 

                PS:

                キャッシュトレイの名入れ事例集、というか以前ブログに上げた記事ですがよろしければこちらもご覧ください。

                キャッシュトレイコレクション

                 

                キャッシュトレイ商品ページ

                現在、名入れ無料となっております。

                (ずっとやってますが、あくまでもキャンペーンなのでいつ終わるかわかりません!)

                 

                 

                革製トートバッグ「ミニトート」のご感想

                2017.08.29 Tuesday

                0

                  革トート

                  ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

                   

                  革製トートバッグ「ミニトート」のご感想が届きましたので、ご紹介します。

                   

                  その前に軽くこの「ミニトート」についてですが、

                  「ミニ」とはいっても底が広く、なかなかの収納力がありますので、

                  お出かけの際にはジャケットなども入れることができます。

                  そして厚めの革をつかっておりますので頑丈で長持ちするのと、

                  しっかり自立しますので、置き場所に困りません。

                  詳しくは「ミニトート商品ページ」をご覧ください。

                   

                  革トート

                  サイズのイメージはこんな感じです。

                  男女関係なく持つ事ができますよ。

                   

                  さて、以下が頂いたご感想です。

                  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

                  加來様

                  本日注文させて頂いたミニトート届きました。
                  勤務終了後帰宅するやいなや、開封しました。
                  やっぱり頼んで良かったと思いました。
                  色、デザインいいです。後からお願いした刻印もGOODです。
                  これから、毎日が楽しみです。
                  ポーターのショルダーと、手製の革のポーチをバックイン
                  してみました。
                  本当にありがとうございました。
                  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

                  土浦市のS様、ありがとうございました!

                  写真も頂きました^^

                   

                  革トート

                  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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                  サドルレザー(ヌメ革)とは

                  2017.08.27 Sunday

                  0

                    サドルレザーウォレット

                    ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

                     

                    今回のテーマは...

                     

                    【サドルレザーとは何か?】


                    サドルレザーというのは革好きの方はたまに聞くと思います。

                    簡単に説明しますと

                     

                    「サドルレザー」=「ヌメ革」

                     

                    となります。

                     

                    では「ヌメ革」とは何か?


                    ヌメ革を説明する前に、まず「革」とは何かっていう

                    根本的な問題からスタートしなければなりません。

                    動物の「皮」は本来すぐに腐敗してしまうので、

                    鞣し剤を使って「皮」から「革」に鞣す(なめす)工程が必要であります。

                    鞣しには大きく分けて2種類の方法があります。

                     

                    1. タンニン鞣し
                    2. クローム鞣し

                     

                     

                    【タンニン鞣し革の特徴】


                    タンニン鞣しとは古来からある方法で、植物の渋(タンニン)を使った鞣しです。

                    仕上がった革はいくつかの特徴があります。

                    • 革っぽい(ざっくりしてますが)
                    • 経年変化しやすい
                    • 堅牢
                    • 水の影響を受けやすい
                    • 熱に弱い
                    • 鞣しに時間がかかる
                    • 自然に優しい

                     

                    【クローム鞣し革の特徴】


                    クローム鞣しは近代に生まれた方法で、金属の鞣し剤による鞣しです。

                    特徴は

                    • 経年変化しにくい(人によってはメリットでありデメリットでもあります)
                    • 水に強い
                    • 熱に強い
                    • 鞣しに時間がかからない

                    変化しにくく、生産の時間がかからない=コストが安いというメリットから、

                    現在出回っている革の大半が「クローム鞣し革」です。

                    (クローム鞣し革でもとても高価なものもあります)

                    ※現在の風潮では、エコで取り扱いが多少デリケートではあるが革っぽい風合いが楽しめる

                    「タンニン鞣し革」の人気が高まっています。

                     

                    ちなみにこの2つの中間の「コンビネーション鞣し(混合なめし)」というのもあります。

                     

                     

                     

                    さて、以上の事を踏まえたうえで大きなカテゴリー分けで言えば


                    タンニン鞣し革=ヌメ革

                    ということになります。

                    この大きなカテゴリーでの「ヌメ」というのはどちらかというと革業界の中で使われていて、

                    例えば革屋さんに革を見せてもらう際に「これはヌメです」(タンニン鞣しです)的なニュアンスで使われます。

                    革屋さんによっては「コンビネーション鞣し」もヌメという分類をされます。

                     

                     

                    そして、小さなカテゴリー(一般的な意味)での「ヌメ革」というのは、

                    「染色をしていないナチュラルな色のタンニン鞣し革」

                    となります。

                     

                    写真のラウンドファスナーウォレットで使用しているのがその

                    「染色をしていないナチュラルなヌメ革」なのです。

                    そんなヌメ革にもじつは色々あるのですが、

                    SHINで使っているのは日本が誇る「昭南皮革」のヌメ革です。

                    経年変化が素晴らしく、国産トップクラスのヌメ革です。

                     

                    初めは写真のように「肌色」のような色ですが、紫外線を浴びるとまさに

                    「日焼け」して色が濃くなっていきます。

                    最終的には「飴色」にエイジングします。

                    革の中では最も経年変化が激しく育てるのが楽しい革ではありますが、

                    その反面とてもデリケートな革ですので特に使い始めて初期の頃には汚れ

                    雨シミ等が付きやすい革でもあります。

                    ある意味一番奥が深い革と言ってもいいんじゃないでしょうか。

                    ヌメ革サドルレザー財布

                    写真は以前、お客様の修理でお預かりした際に取らせていただいた

                    エイジングされたサドルレザーのウォレットです。

                    育てる方によって様々な経年変化をする革です。

                     

                    「サドルレザー」を簡単に説明するはずが、長くなってしまいました^^;

                     

                    ラウンドファスナーウォレット商品ページ

                     

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                    マレンマ仕様の革財布「フラップウォレット」

                    2017.08.27 Sunday

                    0

                      マレンマ革財布

                      ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

                       

                      写真は先日お客様に納品させていただきました「フラップウォレット」です。

                      革はイタリア/ワルピエ社の「マレンマ」というプルアップレザーを使った財布です。

                       

                      プルアップレザーとは?

                      折り曲げたり圧力をかけるとその部分の革内部に含まれるオイルが移動し、色が薄くなる特徴を持った革です。

                      それによって微妙なグラデーションがうまれ、深みのある質感になります。

                      その特徴により、ひっかき傷等はつきやすい革ですが

                      擦ればある程度消えますしそれも含めて「歴史」を刻んでください。

                       

                      ちなみにマレンマの「赤茶」なのですが、意外とこのような色は他に無いのですよ。

                       

                      マレンマ革財布

                      フラップを開けると...

                      カードが12枚入って使いやすい仕様となっております。

                       

                      内装はイタリア/モンタナ社の「リオ」です。

                      こちらは「バット」と言って牛の「お尻」〜「背中」の部分の革。

                      部位的には一番繊維が詰まった丈夫なところです。

                       

                      全体的にはボリューム感がありながらも落ち着いた雰囲気のウォレットです。

                       

                       

                      お客様からご感想が届きましたのでご紹介します。

                      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

                      お世話になります。
                      商品到着いたしました。

                      現物を見ずに購入しましたので、少し心配でしたが、想像以上にカッコイイ財布で感動しております!
                      大切に使わせていただきます!

                      親切丁寧な対応でとても安心して買い物が出来ました。
                      また機会がありましたら宜しくお願い致します。

                      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

                      大和市のA様、ありがとうございました!

                       

                      フラップウォレット商品ページ

                       

                       

                       

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