本革製キャッシュトレイ(マネートレイ)のご感想

2017.10.09 Monday

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    キャッシュトレイ(マネートレイ)青

    今回は「本革製キャッシュトレイ(マネートレイ」)のご感想がお客様から届きましたのでご紹介します。

     

     

     

    早速ですが、以下がご感想です。

     

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    革製品専門店SHIN 加來様

    大変お世話になっております。
    以前お送り頂きましたキャッシュトレイ、先日主人に誕生日プレゼントとして渡し、
    開けるところを一緒に覗き込んでいて、思わず歓声が。
    しっかりしたつくり、しっかり刻印された名前、風合い、重み、色…どれをとっても完璧で、思わず奪い去って裏までしげしげと眺めてしまいました!
    もちろん本人もとても喜び、早速自分のテリトリーの、一番見える所に置いたようです。
    実は先日結婚したばかりで、しかも一年未満の付き合いのため、初めてのお誕生日プレゼントでした。
    長く使って貰えそうで、私としても、とても嬉しいです。
    ぜひまた注文させて下さいね。

    ありがとうございました!

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    多摩市のH様、ありがとうございました!

    とても重要なプレゼントにお選び頂き、光栄でございます。

     

    キャッシュトレイ(マネートレイ)青

    お客様からは写真も送って頂きました。

    (難しそうな本が並んでおります!)

     

    本革キャッシュトレイはお店でのキャッシュトレイとしてのご利用以外にも、小物トレイ、ペントレイとしてもご使用頂けます。

    現在、名入れも無料で承っておりますので特別なトレイとなります。

     

     

     

     

    余談ですが、革というのは結構「静電気」を帯びるもので、ホコリが付きやすいのです。

    特にこの本革キャッシュトレイのようにずっと置いておくような物は気付いたらホコリが溜まっていることがあります。

     

    そんな時の為のお薦めアイテムがこちら!

    タミヤ クラフトツールシリーズ No.78 モデルクリーニングブラシ 静電気防止タイプ プラモデル用工具 74078

     

    ゴミ等が付いている状態で、下手に布等で拭いたりすると、デリケートな革などは傷が付く恐れもあります。

    この静電気防止ブラシはサッと撫でるだけでホコリが吹っ飛んでいきます。

    (ホコリというのはいかに静電気でくっついているのかが分かります)

     

    このブラシを初めて使った時は感動しましたよ。

    もともと、複雑な形をした模型などのホコリを払うブラシですが、革製品にもかなり使えます。

    もちろんお掃除にも使えますので一本あるとかなり便利です。

     

     

    以上、余談でした。

     

     

     

    それでは今回はこの辺で。

     

    SHIN代表兼職人の加來がお送りいたしました。

     


    本革キャッシュトレイ商品ページ

     

     

     

     

    ディアスキンキーケースのカスタムオーダー

    2017.10.06 Friday

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      革のキーケース

      今回はキーケースのカスタムオーダーのご紹介です。

       

       

       

      元々は下の写真の「ディアスキン製キーケース」です。

      鹿革キーケース

      ご覧の通り、このキーケースには制作過程に「ひっくり返す」工程が含まれますので、

      SHINでよく使っている「マレンマ」や「ブッテーロ」等の硬めの革では作れません。

      ただファスナー周りの革はフレームの役割を果たすので、どちらかと言えば硬めの革の方がよいかもしれません。

       

       

      今回のカスタムオーダーではクローム鞣しのソフトな牛革を使用しております。

      (お客様のご希望によりシボの無いレザーをセレクトしました)

       

      革のキーケース

      キーケースの中は取り外し可能のキーリングが2つ。

      容量は結構あります^^

       

       

       

      それではここで、過去のカスタムオーダー事例をご紹介しましょう。

       

      革のキーケース

      イタリア/バダラッシィ・カルロ社の「ミネルバボックス」グリージオとブラックの「ブッテーロ」を合わせました。

       

       

       

       

      革のキーケース

      イタリア/ブレターニャ社の「アリゾナ」オリーブとミネルバボックスのグリージオのコンビ。

      サイドにはエアフォースマークを刻印。

       

       

       

      現在SHINで取り扱っているソフトな革はシボ付きの革(アリゾナ)です。

      (ミネルバボックスは現在取り扱っておりません)

      カスタムオーダーのご相談はお気軽にお電話、メール等でご連絡ください。

       

       

       

      最後に他のキーケースのラインナップをご紹介して終わりにいたします。

       

      マレンマのキーケース

      レザーキーケースS

       

      マレンマのキーケース

      レザーキーケースM

       

      それでは今回はこの辺で。

       

      SHIN代表兼職人の加來がお送りしました。

       

       

       

      サドルレザー(ヌメ革)ペンケースSのご感想

      2017.10.05 Thursday

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        革のペンケース

        今回はサドルレザー(ヌメ革)ペンケースSサイズのご感想がお客様から届きましたのでご紹介します。

         

         

         

         

        ヌメ革サドルレザーのペンケース

        ご感想の前に、こちらがサドルレザー。

        染色していないので、まさに「スッピンの革」といってもよいでしょう。

         

         

         

         

        サドルレザー(ヌメ革)

        これが裁断前のサドルレザーです。

        「半裁」と言って牛を縦に半分にしたものです。

        手前が首、向こうがお尻、左が背中、右が脚です。

         

         

         

        サドルレザー(ヌメ革)

        革の質としてあまり良くないのはこういう脚や首の部分です。

        繊維が粗いので耐久性が低い部位です。

         

        ヌメ革サドルレザー

        繊維の密度が細かく、耐久性が高いのはこういう「お尻」の部分です。

        裁断されてしまうと表(銀面)からは見分けがつきにくいので注意が必要です

        革の繊維?って方はこちらの記事をご覧ください。

        革を観察してみました

         

         

        また、サドルレザーについてを詳しくお知りになりたい方は以下の記事をご覧ください。

        サドルレザー(ヌメ革)とは

         

         

        それではご感想をご紹介します。

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        加來様

        お世話になります。
        Hです。

        発送ありがとうございます。
        無事届きました。

        革のペンケースを探していたところ、ネットでshinのペンケース見つけ、一目惚れしてしまいました。

        革の変化を楽しみたかったのでヌメ革を選ばせて頂きました。

        実際届いた商品は、しっかりした作りで、ハリがあり質感も抜群です。ファスナーの開閉も全くストレスありません。

        (革が良くてもファスナーの作りが安っぽいとそれだけで全体として安っぽい印象になるのでここ重要視してました。)
        使い込んで飴色に変化していくのが今から楽しみです。

        今後ともよろしくお願いいたします。

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        長野市のH様、ありがとうございました!

         

         

         

        ヌメ革(サドルレザー)のペンケースにオイル塗り

        さて、写真は出荷前の儀式です。

        サドルレザーは新品時が最も汚れやすく、水シミなどが付きやすいのです。

        出荷前にオイルを入れることで若干ですがその予防と栄養補給をします。

        塗っているのは「ニートフットオイル」という牛から採ったオイルです。

         

        写真で見るととんでもなく色が変わっておりますが、1日くらい経てばオイルが浸透していって馴染みます。

        ニートフットオイルは塗って馴染んだ頃、すごくいい感じになります。しかし、塗り過ぎにはご注意ください。

        革が柔らかくなり過ぎたり常にオイリーな感じになってしまったり。

        一度入れたオイルを抜く事はほぼ不可能ですので。

         

         

         

        ヌメ革のペンケース

        いかがだったでしょうか?

        サドルレザーの醍醐味はやはり経年変化です。

        (左が新品、右が経年変化後)

        じっくり育ててみてください^^

         

         


        レザーペンケースSサイズ商品ページ

         

         

        glo(グロー)用革携帯灰皿&スリムコインケースのご感想

        2017.10.04 Wednesday

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          glo(グロー)用革製携帯灰皿(吸い殻入れ)

          イヤホンケースにもなる革のコインケース

          今回は、glo用携帯灰皿(ネオスティック吸い殻入れ)とスリムコインケースのご感想が届きましたのでご紹介します。

           

          早速ですが、以下がご感想です。

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          お世話になっております。Kです。
          連絡が遅くなって申し訳ありませんでした。
          昨日、商品を受け取りました。

          非常に丁寧な造りでとても気に入りました。
          本来の用途とは異なりますが、
          glo携帯灰皿は父から贈られたビクトリノックス入れにしました。
          思惑通りジャストサイズで喜んでいます。
          スリムコインケースはブルートゥースイヤホン(小物)入れとして使うことにしました。
          どちらも大事に使います。
          ありがとうございました。

          また機会がありましたら是非よろしくお願いいたします。

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          神戸市のK様、ありがとうございました!

          写真も送っていただきましたのでご覧ください。

           

           

          glo(グロー)用革製携帯灰皿(吸い殻入れ)

          確かにgloの携帯灰皿にビクトリノックスが良い感じに納まっていますね。

          スリムコインケースも、イヤホンケースとして活躍してくれそうです。

          (思ったよりイヤホンケースの需要があることに驚いております)

           

          写真の右上のスリムコインケースはイタリアの「ブッテーロ」という革の色は「チョコ」です。

           

           

           

          イヤホンケースにもなる革のコインケース

          「チョコ」は通常商品としてラインナップしておりませんが、

          時折SHINのFacebookで気まぐれに作った限定商品というのをアップしており、その時のものです。

          (ツートンカラーや珍しい革等で気まぐれに作るものなので、その時限りのものが多いです)

           

          イヤホンケースにもなる革のコインケース

          この写真も気まぐれで作ったツートンカラーのものが写っております。

          是非Facebookページをチェックしてみてください^^

           


          glo携帯灰皿(ネオスティック吸い殻入れ)商品ページはこちら

          スリムコインケース商品ページはこちら

           

           

           

           

          本革製キャッシュトレイ(マネートレイ)POSH Hair

          2017.10.03 Tuesday

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            革製キャッシュトレイ(マネートレイ)

            今回は、専用の刻印を押した革製キャッシュトレイ(マネートレイ)をご紹介します。

            まずキャッシュトレイですが、2枚の革を立体的に貼り合わせて制作しております。(長方形の部分は芯が入っております)

             

            素材は植物タンニン鞣しの革を使っており、製造過程で有害な化学物質を使っていない安心のイタリアのレザーです。

            キャッシュトレイはこちらでご用意しているアルファベット刻印を使っての名入れは現在無料です。

             

             

             

             

            革製眼鏡トレイの名入れ写真

            写真は「眼鏡&アクセサリートレイ」ですが、アルファベット刻印を使用するとこんな感じになります。

            これはアルファベットひとつひとつを組み合わせて押しています。

            1枚目の写真のように、お店のロゴやマークをそのまま刻印にしたい場合は専用の刻印を作る必要があります。

             

             

             

            エアフォースマークの真鍮刻印

            専用の刻印とはこのような真鍮製の刻印です。

            この刻印を作る場合、元になる「データ」が必要となります。

            ※Adobeのイラストレーター推奨。ロゴの写真等を元には制作できません。

             

             

            刻印の制作費ですが、大きさにもよりますが大体10000円前後です。

            (ちなみにデータが無いよ〜って方はこちらでデータ化も可能です。

            その場合はデータ化手数料として別途2000円〜かかります)

             

            刻印代がキャッシュトレイ代を越えてしまうので高いと思われるかもしれませんが、

            一度作ってしまえば何枚でも押せるので複数枚作る場合等は全然ありだと思いますよ。

            もちろん制作した刻印はキャッシュトレイとともに納品いたします。

            (ご希望であればこちらで保管も可)

             

            革製キャッシュトレイ(マネートレイ)

             

            いかがだったでしょうか?

            専用刻印を作りたくなりましたか?

            もちろんキャッシュトレイだけではなく、他のアイテムにも刻印を入れることができますので

            自分だけの特別なレザーアイテムを作る事ができます。

            ご相談はお気軽にどうぞ。

             

             

             

            SHIN代表兼職人 加來 信二郎

             


            本革キャッシュトレイ(マネートレイ)商品ページ

             

             

             

             

             

            オイルコードバン製長財布/ラウンドファスナーウォレットLTDカスタムオーダー

            2017.10.02 Monday

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              オイルコードバンの財布

              さて今回はオイルコードバンを使った長財布、「ラウンドファスナーウォレットLTD」のカスタムオーダーです。

               

              オイルコードバンは通常のコードバンよりも多く含まれたオイルにより、若干しなやかです。

              もともと通常のコードバンは硬めの部類に入るので、オイルコードバンはそれと比べればソフトということです。

              コードバンって何?という方はこちらの記事へ

               

               

               

              今回のカスタムオーダーではファスナーの引手をカスタムしております。通常は下の写真のように革紐状です。

              コードバンの財布(ウォレット)

              ちなみにこちらは「ラウンドファスナーウォレットLTD」の色違い。

              コニャックカラーです。こちらはオイルコードバンではなく通常の水染めコードバンです。

               

               

               

               

              オイルコードバンの財布

              さてオイルコードバンに話を戻しますが、

              写真のオイルコードバンは「アンティークブラウン」で、顔料仕上げではありませんので

              色ムラがあったり毛穴があったりでナチュラルな表情を見せてくれます。

              (顔料仕上げのコードバンは色むらが無く、よりツルっとしています)

               

              ファスナーはベージュのTALONを採用。ファスナーテープ(布部分)は綿素材ですので革との相性が抜群です。

              (LTDではない通常のラウンドファスナーウォレットは、テープがポリエステル素材のYKKファスナーです。)

               

              オイルコードバンの財布

              内装は本来ダークブラウンですが、タンにカスタム。

               

              オイルコードバン財布の内装

              (ノーマルの内装)

               

              内装が違うだけでも結構印象が違いますね。

              今回のオーダー品は女性の方がご使用されるので、内装がタンの方が合っているのかもしれません。

               

              コードバンの財布は色々と出回っておりますが、SHINのコードバンウォレットは

              「上品でありながらも重厚感がある」をテーマにしておりますので、他の財布と比べてやや重量感があります。

              軽くするには革を薄くして、中に厚紙などの芯をいれなければなりません

              SHINのラウンドファスナーウォレットは全て革でできておりますので、重量感があるのです。

              (とにかく軽い方がいい!という方には向かないです)

               

               

              個人的には革製品というのは「重量感」は大切だと思っております。

              革ジャンとか「重い〜」って嬉しそうに文句いいながら着てますよね?

               

              そうは言ってもこのラウンドファスナーウォレットLTDは「バイカー仕様の分厚いウォレット」程は重くありませんのでご安心ください。

               

              今回はこの辺で。

               


              ラウンドファスナーウォレットLTD商品ページ

               

               

               

               

              ハガキ作りました

              2017.10.01 Sunday

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                SHINの革のバッグのハガキ

                ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

                 

                以前から作りたいなと思っていたハガキを作りました。

                艶無しの渋い感じに仕上げております。

                 

                沢山刷りましたので、今後の納品の際には勝手に同梱させていただきます^^

                ちなみに今回のハガキ制作もワタナベデザインさんにお願いしました。

                 

                ワタナベデザインさんにはSHINのフライトシリーズのロゴや羊マーク等をデザインしてもらっています。

                現在は素人でも自分で何でも作れるような時代になってきていますが、デザインの基礎や公式(?)などが分かっているプロに任せると仕上がりが全然ちがいますね。

                まあ、何よりもワタナベさんの信頼できる人柄がお任せしている理由なのですが。

                (アメカジ好きですし、「フライトウォレット」を生み出すきっかけを作ってくれた方でもあります)

                 

                ワタナベデザインwebsite

                 

                フライトウォレット(コードバンの財布)

                これがそのフライトウォレットとフライトシリーズのマークです。

                 

                羊Tシャツ

                羊マーク

                 


                 

                アリゾナ革のミリタリーバッグ

                ハガキに写っているバッグは「M2000 Field Cargo Bag」です。

                軍用バッグのデザインを引用したレザーバッグです。

                革やベルトの色により、ミリタリーテイストは抑えめになっております。

                 

                アリゾナ革のミリタリーバッグ

                「焦茶」もラインナップ

                 

                 


                ハガキが欲しいという方はお気軽にご連絡ください。

                何枚か封筒に入れて送りますよ^^(無料です)

                 

                ではでは。

                 

                ハンドメイドの革製品SHINオンラインショップはこちら

                 

                 

                 

                 

                 

                革を観察してみました

                2017.09.29 Friday

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                  革にエアフォースの刻印

                  ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

                   

                  今回は革を「マクロ撮影」することにより観察してみようと思います。

                  こうして拡大してみると、ツルツルに見える革でも細かい毛穴だったり凹凸だったりがあるのが分かります。

                  使い込んでいくと艶が出てくるのは、この凹凸が平になってくるからだと思います。

                   

                   

                   

                  革にエアフォースの刻印

                  初めの写真はこの、ブッテーロに刻印を押したものです。

                   

                   

                   

                  ちなみにこのマクロ撮影はスマホ用のレンズを使いました。

                   

                   

                   

                   

                  さて、初めからツヤツヤのコードバンは拡大するとどうなるでしょう?

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                  この通り、やはり小さな粒子状の凹凸があります。

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                  次は逆に、表面に「シボ(細かいシワ)」がある革を見てみましょう。

                  の革はイタリア/ブレターニャ社の「アリゾナ」という革です。

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                  少し近づいてみると、このように上品なシボが。

                   

                   

                   

                   

                   

                  さらに近づくとこんな感じに。

                  何やら爬虫類のような…

                   

                   

                   

                  アリゾナはシボを「型押し」ではなく、回転するドラムに入れて揉み込むことによってシボを出しています。

                  そのため、部分部分によってシボの出方が違います。

                  革の繊維が詰まっているところはシボが細かく、繊維が荒くなっていくほどシボは大きめに出ます。

                   

                  写真の真ん中あたりは背中の部分です。

                  背中は繊維が詰まっているので、シボが殆ど無いのがおわかりでしょうか?

                   

                   

                   

                   

                   

                  背中の部分を拡大するとこのようになります。

                  シボは全く無いですね。

                  拡大しているとザラザラしているように見えますが、実際にはつるっとしています。

                   

                   

                   

                   

                  先程から「繊維」というワードが出ておりますが、その「繊維」をお見せいたしましょう。

                  写真はサドルレザー(ヌメ革)です。

                   

                  上に乗っているのは少し日焼けして色が濃くなっております。

                  この2枚の革の繊維を見てみましょう。

                   

                   

                   

                   

                  裏返してみました。

                  さあ、どちらが繊維が詰まっているでしょう?

                  誰が見ても一目瞭然だと思いますが、下の方が繊維が細かく詰まっています。

                  表(銀面)だけ見ても分かりづらいのですが、裏側(床面)をみるとよく分かります。

                   

                   

                   

                   

                   

                  繊維が詰まっている方はこのように細かく均一です。

                   

                   

                   

                   

                  革の拡大

                  さらに拡大。

                  細かい繊維が絡み合っているのがお分かりいただけると思います。

                   

                   

                   

                   

                   

                  革の拡大

                  一方、繊維が粗いほうは肉眼でみるとこのように見えます。

                  部位で言えば「脚」、「首」はこのように繊維が荒いです。

                   

                   

                   

                   

                  革の拡大

                  拡大すると、このように。

                  何かシーチキンみたいになっております。見るからに「密度」が薄いです。

                   

                  写真のこの2つの革は最も詰まっているところと最も粗いところを比較しております。

                  最も詰まっている部位でなければダメだという事ではありませんが、最も粗い部分は避けた方がよいでしょう。

                   

                  趣味でレザークラフトをやっている方は革を購入する時は裏側(床面)をチェックして繊維が詰まっているものを選びましょう。

                  繊維の詰まり具合は耐久性に関わるので、銀面の傷等よりもこちらを重視すべきです。

                   

                   

                   


                  いかがだったでしょうか?

                  革の拡大写真はあまり見る機会が無かったのではと思います。

                  安いスマホ用レンズでも、意外と役に立つものです^^

                   

                  革についてのご質問などありましたら、お気軽にメールやお電話等でお問い合わせください。

                  ※電話は出られない場合がございますので、その場合は時間をずらしてお電話ください。

                   

                   

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                  革製品を作るための道具

                  2017.09.28 Thursday

                  0

                    ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

                     

                    こんにちは!今回は普段僕が革製品を作るときに使っている「道具」をご紹介いたします。

                    革の財布やバッグなどがどのような道具によって作られているかが、少しですがイメージが湧くと思います。

                     

                    「口金押さえ」

                    かなり使う頻度が高い道具です。

                    これは革と革を「ゴムのり」で貼り合わせたあとにこの道具で挟んで圧着します。

                    これでちゃんと圧着しておかないと、縫っている最中に貼り合わせた革がずれてしまったりという「大惨事」が起こります。

                     

                    「NTドレッサー」

                    黒い部分が金属製の荒めのヤスリになっておりまして、革の表面を荒らします。

                    ツルツルの革同士をゴムのりで張り合わせると、くっつきが弱く「ズレ」「剥がれ」などの「大惨事」が起こるので

                    荒らしてよくくっつくようにします。

                     

                    「ディバイダー」

                    革のふちにディバイダーをあてて引くことで、縫い線を引きます。

                     

                    クロムエクセルショルダーバッグ

                    写真はクロムエクセルのショルダーバッグ(カスタムオーダー)の縫製風景です。

                    このように、ディバイダーで引いた線を目安に縫うことができます。

                     

                    「革包丁」

                    革用の包丁です。当然ですが、革職人にとって必須のアイテム。

                    布、紙など何でも革包丁を使って切ってしまいます。慣れているので、カッターなんかよりも正確に切れるので。

                    (革以外の素材を切ると切れ味が悪くなりがちなので、革用とわけて使います)

                     

                    「鉄筆」

                    革に線を書くときや、点などのしるしを付ける時に使います。

                    型紙を当ててトレースする時などにも使います。

                    先があまり尖っていると線を引くどころか革が切れてしまいますので、ヤスリなどで良い感じに丸くします。

                     

                    「菱ギリ」

                    菱形の穴を開ける道具。

                    手縫いをするときにあらかじめ穴を開けておくのですが、そのときに必要な道具です。

                     

                    コードバンウォレット

                    写真はコードバンのフライトウォレット(カスタムオーダー)ですが、

                    例えばどのように道具が使われているのかというと…

                     

                     

                    手縫いフライトウォレットの襟の部分は厚過ぎてミシンで縫えないため「手縫い」です。

                     

                    工程としては「NTドレッサー」で表面を荒らした後、マチを貼り合わせて「口金押さえ」で挟んで圧着、「ディバイダー」でラインを引きさらに「ディバイダー」で等間隔の点を付け「菱切り」で穴を開けて手縫い。


                     

                    コードバン写真はウォレットロープ制作風景。

                     

                    「鉄筆」でラインを引き、包丁で裁断します。

                    カットした革を貼り合わせて圧着。

                     

                     


                     

                    コードバンディバイダーでラインを引き、縫製。

                     

                    という感じです。
                     

                     

                     

                    他にも

                     

                    「喰い切り」

                    主に修理に使用する道具です。

                    スナップボタンの交換や、ファスナーの長さ調整、カシメを外すなど、これもなくてはならない道具です。

                     

                    「ゴム(?)ハンマー」

                    どこかのドラッグストアで買ったものですが、これが非常に使える道具です。

                    何に使うかといいますと、革を折り曲げて圧着するという時に使います。

                    前述の「口金押さえ」よりも強力に圧着したい場合に使います。

                    エッジが丸く、素材が硬過ぎないのでバンバン叩いても革に跡が付きません。

                     

                    革のトートバッグ

                    ミリタリートートミニトートの上部、口部分の帯状の革を挟んでいる所などは、バンバン叩いています。

                     

                    さて、いかがだったでしょうか?

                    革製品はこのように作られているのです。

                    今回ご紹介したのは、ほんの一部の道具ですが。

                    また機会がありましたら別の道具も紹介いたします。

                     

                    ではまた。

                     

                     

                     

                    シェルコードバン製長財布(ラウンドファスナーウォレット)のご感想

                    2017.09.27 Wednesday

                    0

                      シェルコードバンウォレット

                      ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

                       

                      先日納品いたしました「シェルコードバンラウンドファスナーウォレット」のご感想が届きましたのでご紹介します。

                       

                       

                      シェルコードバン

                      シェルコードバンとは1905年に創業したアメリカのタンナーであるHORWEEN社の代表的なレザーです。

                      ※コードバンって何?という方はこちらの記事をご覧ください。

                      シェルコードバンは熟練した職人が6ヶ月もかけて作る貴重な革なのです。

                       

                      それではお客様のご感想をご紹介します。

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                      下関のKです。
                      無事に届いております。

                      シェルコードバンが欲しくて
                      ネットで探すもコンチョ付きでハードか、薄くてビジネスタイプでした。
                      やっと探し当てたのが、このシェルコードバンラウンドファスナーウォレットの画像でした。

                      一目惚れですぐにshinさんのサイトを探して購入しました。
                      今日注文すれば明日到着の世の中、長い時間をゆっくり楽しみに待つのも良いものですね。
                      私は50才近いですが、shinさんの財布と共にエイジングを楽しみたいです。
                      本当に良い買い物ができました。
                      次はメンテナンスの頃、連絡差し上げます。
                      素晴らしい財布を作って頂きありがとうございました。

                      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

                      下関のK様、ありがとうございました!

                      ゴツ過ぎず、薄過ぎず、適度な重量感で作っております^^

                      じっくりエイジングをお楽しみください。

                       

                       

                      【シェルコードバンと日本製コードバンの違い】

                       

                      コードバンというのは個体差が激しい革で、特にシェルコードバンはアメリカ人が作っているから(?

                      というのは偏見かもしれませんが革にバラつきがあります。

                       

                      • 厚みの違い
                      • 色の違い
                      • 艶感の違い
                      • オイルの入り具合の違い
                      • 柔らかさの違い
                      • 毛穴の目立ち具合

                      等々…

                      微細な傷等も多いので、傷も毛穴も無く全くツルッツルの状態のものはほぼ無いことをご理解ください。

                       

                       

                       

                       

                      SHINで扱っているコードバンは他に日本の「新喜皮革」製のコードバンがあります。

                      レーデルオガワコードバン財布

                      新喜皮革製のコードバンウォレット

                       

                      「どちらが良い革なのですか?シェルコードバンの方が高いから良い革なのですか?」

                      というご質問をたまに頂きます。

                       

                      どちらが良いかはお客様次第なので、2つのコードバンの特徴をお伝えいたします。

                       

                      【シェルコードバン】

                      ・表面はやや柔らかめ(傷、凹みが付きやすい)

                      ・艶は半艶、というかピッカピカではない。

                      ・ネームバリューがある。

                      ・価格が高い

                       

                       

                      【新喜皮革コードバン】

                      ・表面はやや硬め(傷、凹みが付きにくい)

                      ・艶感は強め

                      ・日本製の安定感

                       

                      ※昨今では新喜皮革のコードバンも世界的に需要が増えたことによる

                      (ものと思われる)供給不足で価格が非常に上昇しております。

                      5年程前に比べれば、1.5倍くらいにはなっているような…

                      正直なところ現在の商品価格では厳しくなってまいりましたので、価格の見直しも検討中でございます^^;

                       

                       

                      さて、シェルコードバンの話に戻ります。

                      SHINではラウンドファスナーウォレットの他にもシェルコードバンを使った商品がいくつかございます。

                      最後にそれらを紹介して終わりにします。

                       

                      シェルコードバンミンティアケース

                      シェルコードバンミンティアケース

                      お菓子感の強い「ミンティアをビジネスシーンでも堂々と食べられるようになるレザーケース。

                      革のケースに入れることで「シャカシャカ音」も軽減できます。

                      ミンティアケース商品ページ

                       

                       

                      シェルコードバン靴べら

                      シェルコードバン製のカバーがついた真鍮製靴べら

                       

                      携帯用の小さい靴べらです。

                      まずはこのような小さいものからシェルコードバンの世界に入っていくというのも有りですね。

                      シェルコードバンの扱い方などをマスターし、財布にステップアップ!

                      シェルコードバン製カバー付き真鍮製靴べら商品ページ

                       

                       

                      今回は以上で終わります。

                      ではまた。

                       


                      シェルコードバンラウンドファスナーウォレット商品ページ