ハガキ作りました

2017.10.01 Sunday

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    SHINの革のバッグのハガキ

    ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

     

    以前から作りたいなと思っていたハガキを作りました。

    艶無しの渋い感じに仕上げております。

     

    沢山刷りましたので、今後の納品の際には勝手に同梱させていただきます^^

    ちなみに今回のハガキ制作もワタナベデザインさんにお願いしました。

     

    ワタナベデザインさんにはSHINのフライトシリーズのロゴや羊マーク等をデザインしてもらっています。

    現在は素人でも自分で何でも作れるような時代になってきていますが、デザインの基礎や公式(?)などが分かっているプロに任せると仕上がりが全然ちがいますね。

    まあ、何よりもワタナベさんの信頼できる人柄がお任せしている理由なのですが。

    (アメカジ好きですし、「フライトウォレット」を生み出すきっかけを作ってくれた方でもあります)

     

    ワタナベデザインwebsite

     

    フライトウォレット(コードバンの財布)

    これがそのフライトウォレットとフライトシリーズのマークです。

     

    羊Tシャツ

    羊マーク

     


     

    アリゾナ革のミリタリーバッグ

    ハガキに写っているバッグは「M2000 Field Cargo Bag」です。

    軍用バッグのデザインを引用したレザーバッグです。

    革やベルトの色により、ミリタリーテイストは抑えめになっております。

     

    アリゾナ革のミリタリーバッグ

    「焦茶」もラインナップ

     

     


    ハガキが欲しいという方はお気軽にご連絡ください。

    何枚か封筒に入れて送りますよ^^(無料です)

     

    ではでは。

     

    ハンドメイドの革製品SHINオンラインショップはこちら

     

     

     

     

     

    革を観察してみました

    2017.09.29 Friday

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      革にエアフォースの刻印

      ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

       

      今回は革を「マクロ撮影」することにより観察してみようと思います。

      こうして拡大してみると、ツルツルに見える革でも細かい毛穴だったり凹凸だったりがあるのが分かります。

      使い込んでいくと艶が出てくるのは、この凹凸が平になってくるからだと思います。

       

       

       

      革にエアフォースの刻印

      初めの写真はこの、ブッテーロに刻印を押したものです。

       

       

       

      ちなみにこのマクロ撮影はスマホ用のレンズを使いました。

       

       

       

       

      さて、初めからツヤツヤのコードバンは拡大するとどうなるでしょう?

       

       

       

       

       

       

      この通り、やはり小さな粒子状の凹凸があります。

       

       

       

       

       

       

      次は逆に、表面に「シボ(細かいシワ)」がある革を見てみましょう。

      の革はイタリア/ブレターニャ社の「アリゾナ」という革です。

       

       

       

       

       

       

      少し近づいてみると、このように上品なシボが。

       

       

       

       

       

      さらに近づくとこんな感じに。

      何やら爬虫類のような…

       

       

       

      アリゾナはシボを「型押し」ではなく、回転するドラムに入れて揉み込むことによってシボを出しています。

      そのため、部分部分によってシボの出方が違います。

      革の繊維が詰まっているところはシボが細かく、繊維が荒くなっていくほどシボは大きめに出ます。

       

      写真の真ん中あたりは背中の部分です。

      背中は繊維が詰まっているので、シボが殆ど無いのがおわかりでしょうか?

       

       

       

       

       

      背中の部分を拡大するとこのようになります。

      シボは全く無いですね。

      拡大しているとザラザラしているように見えますが、実際にはつるっとしています。

       

       

       

       

      先程から「繊維」というワードが出ておりますが、その「繊維」をお見せいたしましょう。

      写真はサドルレザー(ヌメ革)です。

       

      上に乗っているのは少し日焼けして色が濃くなっております。

      この2枚の革の繊維を見てみましょう。

       

       

       

       

      裏返してみました。

      さあ、どちらが繊維が詰まっているでしょう?

      誰が見ても一目瞭然だと思いますが、下の方が繊維が細かく詰まっています。

      表(銀面)だけ見ても分かりづらいのですが、裏側(床面)をみるとよく分かります。

       

       

       

       

       

      繊維が詰まっている方はこのように細かく均一です。

       

       

       

       

      革の拡大

      さらに拡大。

      細かい繊維が絡み合っているのがお分かりいただけると思います。

       

       

       

       

       

      革の拡大

      一方、繊維が粗いほうは肉眼でみるとこのように見えます。

      部位で言えば「脚」、「首」はこのように繊維が荒いです。

       

       

       

       

      革の拡大

      拡大すると、このように。

      何かシーチキンみたいになっております。見るからに「密度」が薄いです。

       

      写真のこの2つの革は最も詰まっているところと最も粗いところを比較しております。

      最も詰まっている部位でなければダメだという事ではありませんが、最も粗い部分は避けた方がよいでしょう。

       

      趣味でレザークラフトをやっている方は革を購入する時は裏側(床面)をチェックして繊維が詰まっているものを選びましょう。

      繊維の詰まり具合は耐久性に関わるので、銀面の傷等よりもこちらを重視すべきです。

       

       

       


      いかがだったでしょうか?

      革の拡大写真はあまり見る機会が無かったのではと思います。

      安いスマホ用レンズでも、意外と役に立つものです^^

       

      革についてのご質問などありましたら、お気軽にメールやお電話等でお問い合わせください。

      ※電話は出られない場合がございますので、その場合は時間をずらしてお電話ください。

       

       

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      革製品を作るための道具

      2017.09.28 Thursday

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        ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

         

        こんにちは!今回は普段僕が革製品を作るときに使っている「道具」をご紹介いたします。

        革の財布やバッグなどがどのような道具によって作られているかが、少しですがイメージが湧くと思います。

         

        「口金押さえ」

        かなり使う頻度が高い道具です。

        これは革と革を「ゴムのり」で貼り合わせたあとにこの道具で挟んで圧着します。

        これでちゃんと圧着しておかないと、縫っている最中に貼り合わせた革がずれてしまったりという「大惨事」が起こります。

         

        「NTドレッサー」

        黒い部分が金属製の荒めのヤスリになっておりまして、革の表面を荒らします。

        ツルツルの革同士をゴムのりで張り合わせると、くっつきが弱く「ズレ」「剥がれ」などの「大惨事」が起こるので

        荒らしてよくくっつくようにします。

         

        「ディバイダー」

        革のふちにディバイダーをあてて引くことで、縫い線を引きます。

         

        クロムエクセルショルダーバッグ

        写真はクロムエクセルのショルダーバッグ(カスタムオーダー)の縫製風景です。

        このように、ディバイダーで引いた線を目安に縫うことができます。

         

        「革包丁」

        革用の包丁です。当然ですが、革職人にとって必須のアイテム。

        布、紙など何でも革包丁を使って切ってしまいます。慣れているので、カッターなんかよりも正確に切れるので。

        (革以外の素材を切ると切れ味が悪くなりがちなので、革用とわけて使います)

         

        「鉄筆」

        革に線を書くときや、点などのしるしを付ける時に使います。

        型紙を当ててトレースする時などにも使います。

        先があまり尖っていると線を引くどころか革が切れてしまいますので、ヤスリなどで良い感じに丸くします。

         

        「菱ギリ」

        菱形の穴を開ける道具。

        手縫いをするときにあらかじめ穴を開けておくのですが、そのときに必要な道具です。

         

        コードバンウォレット

        写真はコードバンのフライトウォレット(カスタムオーダー)ですが、

        例えばどのように道具が使われているのかというと…

         

         

        手縫いフライトウォレットの襟の部分は厚過ぎてミシンで縫えないため「手縫い」です。

         

        工程としては「NTドレッサー」で表面を荒らした後、マチを貼り合わせて「口金押さえ」で挟んで圧着、「ディバイダー」でラインを引きさらに「ディバイダー」で等間隔の点を付け「菱切り」で穴を開けて手縫い。


         

        コードバン写真はウォレットロープ制作風景。

         

        「鉄筆」でラインを引き、包丁で裁断します。

        カットした革を貼り合わせて圧着。

         

         


         

        コードバンディバイダーでラインを引き、縫製。

         

        という感じです。
         

         

         

        他にも

         

        「喰い切り」

        主に修理に使用する道具です。

        スナップボタンの交換や、ファスナーの長さ調整、カシメを外すなど、これもなくてはならない道具です。

         

        「ゴム(?)ハンマー」

        どこかのドラッグストアで買ったものですが、これが非常に使える道具です。

        何に使うかといいますと、革を折り曲げて圧着するという時に使います。

        前述の「口金押さえ」よりも強力に圧着したい場合に使います。

        エッジが丸く、素材が硬過ぎないのでバンバン叩いても革に跡が付きません。

         

        革のトートバッグ

        ミリタリートートミニトートの上部、口部分の帯状の革を挟んでいる所などは、バンバン叩いています。

         

        さて、いかがだったでしょうか?

        革製品はこのように作られているのです。

        今回ご紹介したのは、ほんの一部の道具ですが。

        また機会がありましたら別の道具も紹介いたします。

         

        ではまた。

         

         

         

        シェルコードバン製長財布(ラウンドファスナーウォレット)のご感想

        2017.09.27 Wednesday

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          シェルコードバンウォレット

          ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

           

          先日納品いたしました「シェルコードバンラウンドファスナーウォレット」のご感想が届きましたのでご紹介します。

           

           

          シェルコードバン

          シェルコードバンとは1905年に創業したアメリカのタンナーであるHORWEEN社の代表的なレザーです。

          ※コードバンって何?という方はこちらの記事をご覧ください。

          シェルコードバンは熟練した職人が6ヶ月もかけて作る貴重な革なのです。

           

          それではお客様のご感想をご紹介します。

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          下関のKです。
          無事に届いております。

          シェルコードバンが欲しくて
          ネットで探すもコンチョ付きでハードか、薄くてビジネスタイプでした。
          やっと探し当てたのが、このシェルコードバンラウンドファスナーウォレットの画像でした。

          一目惚れですぐにshinさんのサイトを探して購入しました。
          今日注文すれば明日到着の世の中、長い時間をゆっくり楽しみに待つのも良いものですね。
          私は50才近いですが、shinさんの財布と共にエイジングを楽しみたいです。
          本当に良い買い物ができました。
          次はメンテナンスの頃、連絡差し上げます。
          素晴らしい財布を作って頂きありがとうございました。

          ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

          下関のK様、ありがとうございました!

          ゴツ過ぎず、薄過ぎず、適度な重量感で作っております^^

          じっくりエイジングをお楽しみください。

           

           

          【シェルコードバンと日本製コードバンの違い】

           

          コードバンというのは個体差が激しい革で、特にシェルコードバンはアメリカ人が作っているから(?

          というのは偏見かもしれませんが革にバラつきがあります。

           

          • 厚みの違い
          • 色の違い
          • 艶感の違い
          • オイルの入り具合の違い
          • 柔らかさの違い
          • 毛穴の目立ち具合

          等々…

          微細な傷等も多いので、傷も毛穴も無く全くツルッツルの状態のものはほぼ無いことをご理解ください。

           

           

           

           

          SHINで扱っているコードバンは他に日本の「新喜皮革」製のコードバンがあります。

          レーデルオガワコードバン財布

          新喜皮革製のコードバンウォレット

           

          「どちらが良い革なのですか?シェルコードバンの方が高いから良い革なのですか?」

          というご質問をたまに頂きます。

           

          どちらが良いかはお客様次第なので、2つのコードバンの特徴をお伝えいたします。

           

          【シェルコードバン】

          ・表面はやや柔らかめ(傷、凹みが付きやすい)

          ・艶は半艶、というかピッカピカではない。

          ・ネームバリューがある。

          ・価格が高い

           

           

          【新喜皮革コードバン】

          ・表面はやや硬め(傷、凹みが付きにくい)

          ・艶感は強め

          ・日本製の安定感

           

          ※昨今では新喜皮革のコードバンも世界的に需要が増えたことによる

          (ものと思われる)供給不足で価格が非常に上昇しております。

          5年程前に比べれば、1.5倍くらいにはなっているような…

          正直なところ現在の商品価格では厳しくなってまいりましたので、価格の見直しも検討中でございます^^;

           

           

          さて、シェルコードバンの話に戻ります。

          SHINではラウンドファスナーウォレットの他にもシェルコードバンを使った商品がいくつかございます。

          最後にそれらを紹介して終わりにします。

           

          シェルコードバンミンティアケース

          シェルコードバンミンティアケース

          お菓子感の強い「ミンティアをビジネスシーンでも堂々と食べられるようになるレザーケース。

          革のケースに入れることで「シャカシャカ音」も軽減できます。

          ミンティアケース商品ページ

           

           

          シェルコードバン靴べら

          シェルコードバン製のカバーがついた真鍮製靴べら

           

          携帯用の小さい靴べらです。

          まずはこのような小さいものからシェルコードバンの世界に入っていくというのも有りですね。

          シェルコードバンの扱い方などをマスターし、財布にステップアップ!

          シェルコードバン製カバー付き真鍮製靴べら商品ページ

           

           

          今回は以上で終わります。

          ではまた。

           


          シェルコードバンラウンドファスナーウォレット商品ページ

           

           

           

           

           

           

           

          革の経年変化/革を育てるpart2

          2017.09.26 Tuesday

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            革の経年変化

            ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

             

            今回は、先日の続き「革の経年変化/革を育てる」のパート2です。

            「革の経年変化/革を育てる」のパート1はこちら

             

            写真の財布は思いっきりカードのアタリが出ています。

            (カード入れ過ぎだと思うのですが笑)

            このようなアタリが好きな人と嫌いな人がいて、嫌いな人にはきっと「このアタリがいいんだよ」という人を理解できないと思います。

             

            アタリは別にしましても、いい艶ですよね。かなり深みが出ています。

            (これはお尻のポケットに入れてのご使用です。使用年数は3年くらい)

             

            さて新品時はどんな感じだったでしょう?

             

             

             

            財布の経年変化

            これが新品時の姿。※現在はこのモデルは販売を終了しております。

             

            革はイタリア/MONTANA社の「リオ」。初めは半艶ですね。

            初めからツヤツヤの革ももちろん魅力的ですが、半艶から育てるというのは楽しいものです。

             

            続いてはこちらのウォレット。

            革はイタリア/ワルピエ社の「ブッテーロ」のブラックです。

             

            それが数年経つと…

             

            革の経年変化

            こうなります。

            透明感のある艶が増し、全体的に角が取れたような柔かさがあります。

            ファスナー交換時に撮影させていただきましたので、ファスナーは新品です。

             

             

             

            コードバンのウォレット

            最後はコードバンフライトウォレットの経年変化を見てみましょう。

             

             

            革の経年変化

            こちらもファスナー交換時に撮影させていただいたものですが、ボタンのアタリや傷なども良い味ですよね。

             

            今回ご紹介しましたのは、あくまでも経年変化の一例でありまして、使う人によって全く違う育ち具合になります。

            傷、汚れも味のうちとは言いましても、特に「汚れ」はあまり付き過ぎますと良い味にはなりませんのでご注意ください。

             

            育て方のコツとしましては、あまりオイルやクリームを塗りすぎないことです。

            塗り過ぎると逆に艶が無くなってしまいますので、たまにお手入れしてあげる感じで大丈夫です。

            毎日触り、乾拭きを頻繁に行う事により艶が出てきます。

             

            革製品の育て方は経験によって段々とコツが分かってきますので、色々育ててみてください。

             

            今回はこの辺で。

             

             

             

             

            革の経年変化/革を育てる

            2017.09.25 Monday

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              ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

               

              今回は「革の経年変化」のお話です。

               

              「経年変化」というのは読んで字のごとく「年月が経過していくうちにだんだん変化していく」ことです。

              「エイジング」などとも言います。

              革製品を持つことの楽しみの大部分が、まさにこの経年変化を楽しむということなのではないでしょうか。

               

              普通の「物」というのは新品時が最も価値が高く、だんだん価値が下がっていくものですが、「革」「木」「真鍮」等の素材は使えば使う程「味」が出て愛着が湧きますよね。

              中でも「革」というのは特に経年変化しやすいので、育てる楽しみがあります。

               

              上の写真は左が新品で右が使用1〜2ヶ月程度のものですが、同じ革?というレベルで育ってます。

              革の種類や使い方により育ち方にだいぶ差が出ますが、こうなるとかなり愛着が湧いてきます。

              写真のキーケースで使用している革は、特に経年変化がしやすい「クロムエクセル」という革です。

              (アメリカ/ホーウィン社製)

               

              アリゾナペンケースTalonファスナー仕様

              経年変化とは

              • 艶が増す
              • 形が変わる
              • 色が変わる

              というのが主な変化です。

               

               

              艶が増すのは摩耗や圧力などにより、革の表面がツルツルになることによるもので、

              さらに内部に含まれたオイルが表面に出てくることや、外部からのオイル(手の脂やメンテナンスオイル)により更に艶が出ます。

               

              形が変わるというのは「角が取れて丸みを帯びてくる」とかお尻のポケットに入れておくとお「尻のカーブに沿って形が付く」など。

              中に入れているカードの形が浮き出たりもしますね。

               

              色の変化は主に紫外線の影響が強いです。ナチュラルカラーのヌメ革などは、日光浴させると一日で色がだいぶ変わります。

               

              上の写真のペンケースはイタリア/ブレターニャ社の「アリゾナ」という革です。

              もともと「シボ」(細かいシワ)がある革で左が新品、右が数ヶ月使用のものです。

              艶が増し、色も若干ですが茶色系に変化しています。


               

               

              最も経年変化が激しいのが「サドルレザー」(無染色のヌメ革)です。

              左が生まれたて、右が逞しく成長した姿。

              紫外線だけでなく、メンテナンス等も含めてこうなります。

              ちなみに日光に当てているだけでもこれくらいの色にはなりますが、

              日光に当て過ぎは逆に色が飛びますのでご注意ください(やや黄色みがかって薄くなるという感じです)

               

              また、室内の蛍光灯の光にもわずかに紫外線が含まれていますので、

              日光が当らないからといって革を放置しておくといつの間にか色が変わってしまいます。

               

              グリージオの財布

              写真はイタリア/バダラッシィ・カルロ社製「ミネルバボックス」のグリージオという色の革をセレクトした、

              フラップウォレットのカスタムオーダー品です。

              グリージオのキーケース

              こちらも同様の革を使ったキーケース。

               

              さてこれが同変化していくかを見てみましょう。

               

              革の経年変化

              数ヶ月後、もともとつや消しに近い革でしたがだいぶ艶が出ています。

              ボタンの「アタリ」も良い感じです。「アタリ」っていうのは内部にあるものの形が浮き出ることです。

               

              そして最終的には…

               

              意味がわからない変化です。

              完全に色が変わっております。育て方により全てがこうなるというわけではないようです。

              この革をお選び頂く方はこの変化がたまらないみたいです。

              (ミネルバボックスのグリージオは飛び抜けて色が変わる革ですので、他の革はこんなに変わりません)

               


               

              いかがですか?育て始めてみたくなってきました?

              革好きの方は暇さえあれば、なでなでして少しでも成長させようとしてしまいます。

              毎日が楽しくなりますよ。

               

              経年変化のお話は次回にも続きますので、お楽しみに!

               

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              LEATHERMAN(レザーマン)とは

              2017.09.24 Sunday

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                レザーマンの革ケース

                ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

                 

                今回は「LEATHERMAN(レザーマン)」のお話。

                 

                「レザー」という単語が入っているため「革」の何かだと思われがちですが、「レザーマン」とは色々な機能を持つ道具「マルチツール」のブランドです。

                マルチツールと言えば、他にスイスの「ヴィクトリノックス」などが有名ですね。

                レザーマンの特徴は大きなプライヤー(ペンチ)機能が付いているところです。

                 

                ちなみに「レザーマン」という名前は創業者のティム・レザーマンに由来します。

                 

                ティム・レザーマンは妻との低予算でのヨーロッパ旅行中、レンタルしたフィアットの不調や宿泊したホテルでの水道トラブルに直面し、マルチツールの必要性に気付く。
                そのとき所有していたボースカウト・ナイフにはプライヤーが付いておらず、トラブルに対処しきることができなかったのだ。

                ライヤーやドライバーを内蔵したマルチツールの必要性に気付いたティムは、まずは段ボールや木片を使ってツールの形状イメージを作成した。
                さらにスチールで質感を探りながら、金属加工を学びながら試作を幾度となく繰り返した。

                レザーマンジャパン公式ホームページより抜粋)

                これがレザーマンが生まれたきっかけとなります。

                その後の歴史を知りたい方はレザーマンジャパン公式ホームページの「レザーマンの歴史」にて。

                 

                 

                何故レザーマンの紹介をするかと言いますと、個人的に好きだから。

                それとレザーマン用のレザー(革)ケースを商品化しているからです。(ほぼ、趣味です)

                 

                レザーマンケースというのはレザーマンを所有している人しか必要にならないので

                そんなに売れるものではないというのは前提で作ったのですが、

                ならばレザーマン自体をまず買って頂こうという魂胆。

                というのはまるっきり嘘ではないのですが、純粋にレザーマンは持っていると役に立つのでただ紹介したいということです。

                 

                レザーマンWAVEの革ケース

                レザーマンの代表的なモデル「レザーマンWAVE」

                全長10cmのちょうどいいサイズで機能も充実しています。

                おそらくフルサイズのレザーマンの中で一番売れているのではないかと勝手に思っています。

                 

                レザーマンWAVEの革ケースオープン!

                ナイフ、ノコギリ、ヤスリ等の機能があるのがわかりますね。


                 

                レザーマンの革ケースハサミ、缶切り、ドライバー、精密ドライバーまであります。

                プライヤーは普通のプライヤーくらいのサイズで使いやすいです。

                 

                これだけの機能があれば、日常生活においてかなりの場面に対応できます。

                実際、普通に生活していてこんなに機能いらないでしょう?とよく言われるのですが、

                いざって時に使うのですよ。

                 

                それでもノコギリなんか使うか〜?って言われそうですが、何度も使ってますよ。

                しかも結構切れます。

                 

                ほんとはキャンプとかアウトドアで力を発揮する道具ではありますが、家の中でも十分役に立ちます。

                 

                 

                 

                 

                レザーマンWAVEの革ケース

                WAVEなどのフルサイズ(標準サイズ)が収納できるケースがこちら。

                レザーマンにも革ケースが付いているものもありますが、あまりかっこいいものではないのです。ここだけの話。

                 

                SHINのレザーマンケースの詳細はこちら

                 

                レザーマンの革ケース

                レザーマンSURGE(サージ)というWAVEを一回り大きくしたようなモデルもあります。

                写真のゴールドのモデルはアメリカのカスタムメーカー「TAXAS TOOL CRAFTERS」のもの。

                ネットで見て一目惚れしたのですが、こういう派手なものって飽きますね。今はブラックにすれば良かった〜なんて思ってます^^;

                サージは大きくて迫力があるのですが、その分重いので携帯には若干不便ではあります。

                ただ、ナイフ、ノコギリなどは大型の方が使いやすいので、使う人によってはこちらのほうが良いかもしれません。

                 

                 

                こちらのサージを収納できるケースはこちら

                 

                レザーマンの革ケース
                これは「OHT」というモデルで「ワンハンドツール」の略。

                その名の通り全て片手で操作できるというもの。

                プライヤーを使うときに両手でぐいっと本体を開かなければならないのは、片手しか使えない状況ではなかなか厳しいものがあります。

                そのような状況でこの「OHT」が役に立ちます。

                ※SHINには「OHT」を収納できるケースは販売しておりません!

                 

                レザーマンの革ケース

                本体を開くのではなくプライヤーの頭がスライドして出てくるという画期的な機構。

                 

                 

                レザーマンの革ケース

                特殊な機構の為、ナイフ等のツールがやや短く、ツールの種類も少ないです。

                 

                使いやすさで言えばWAVEの方が洗練されているのですが、実は個人的に一番好きなモデルです。

                何か、不完全な部分が愛らしいといいますか。

                各種モデルには「ブラック」が選べます。

                ブラックですと、摩耗で下地が見えてきますので経年変化が楽しめます。

                暗闇で見えづらいのが弱点!

                 

                レザーマンの革ケース

                「レザーマンMUT」

                米軍に向けて開発され、NSNを取得するミリタリープロツールMUT
                MUTは、ライフル銃(M16/AR15)のメンテナンスを目的に、

                実戦での兵士の体験を参考にして様々な特殊機能が装備されています。
                MUTが装備するミリタリー用の特殊機能は、

                17mmボルトナットにも対応する大型プライヤーは、ワイヤーカッターに取替式で高硬度な154CM鋼材を使用。
                それ以外にも、サバイバルツールの基本となるナイフ、のこぎり、ハンマー、ドライバー類など

                合計17種類のツールが装備されています。

                LEATHERMANで最もミリタリーに特化し軍隊で多く採用される実績こそ、

                究極のスペックを要求される戦場での厳しい仕様基準をクリアーした高品質で頑丈な製品の証明と言えます。
                日本ではサバイバルゲームでも使用機会が限られオーバースペックと言われてしまう機能になっても、

                周りとは異なる男としての所有欲を満たす独特のデザインかつ存在感から根強い人気の製品です。

                黒酸化皮膜処理(black oxide)のブラックモデルは、さらなる重厚感とミリタリーの風格を感じさせます。

                厚手で丈夫なMOLLEナイロンケースと、MUTレンチ(フロントサイト調整ツール & 3/8”めがねレンチ)が付属。

                 (レザーマンジャパン公式ホームページより抜粋)

                こんなオーバースペックのものもあります。

                こういうのにそそられてしまうのですよ(笑)

                軍用と聞いただけで「合格!」となってしまいます。

                ※SHINではMUTを収納可能なケースは販売しておりません。

                 

                 


                 

                いかがだったでしょうか?欲しくなってきたでしょう?

                レザーマンの注意点としましては、理由なく所持していると銃刀法にひっかかります。

                キャンプに持っていくなどの正当な理由があれば大丈夫な様です。

                (理由なく所持していないと突発的な状況に対応できないのですが…)

                ※ナイフレスのモデルは大丈夫なようです。

                 

                また、レザーマンには正規輸入品と並行輸入ものがあります。

                正規輸入品は価格が高いのですが、25年保証が受けられるので安心して使うことができます。

                並行輸入ものは25年保証がアメリカの本社と直でやり取りしないといけないため、現実的には難しいでしょう。

                ただ、本体価格はだいぶ安いのですが...

                そのあたりは、自己責任でお選びください。

                 

                ではでは。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                革の色移りに関してのお話

                2017.09.22 Friday

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                  シェルコードバン色落ち

                  ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

                   

                   

                  今回は革の「色移り」に関してのお話。

                  革は風合い重視になればなるほど「薄化粧」になり、均一性重視になると「厚化粧」になります。

                   

                   

                  「薄化粧」というのは、革の表面(銀面と呼びます)に顔料、ラッカーなどを塗らずにまさに「スッピン」状態の革です。

                  完全にスッピンなのは染色もしていない「サドルレザー(ヌメ)」なのですが、

                  染料で染色していても銀面に前述のコーティング等を施していないものも含めて「素上げ(すあげ)」と呼ばれています。

                   

                  で、色移りしやすいのはこの「素上げ」の革であり、色移りしにくいのは「厚化粧」の革なのです。

                  革の自然な風合いと色移りのし難さ(染色堅ろう性)を両立させるのは難しく、

                  染色堅ろう性を高めればコーティングが厚くなりますので、極端に言えば表面の質感は革というよりはウレタンなどのそれになります。

                   


                  さて、前置きはこのくらいにしまして

                  どれくらい色移りするかを試してみました。

                   

                  革の色落ちテストこれは泣く子も黙るアメリカ/ホーウィン社の「シェルコードバン」です。

                  今までの経験上、色落ちしやすい革の部類に入ります。
                   

                  布で乾拭きしてみました。

                  結構強めに擦っております。

                   

                   

                  すると…
                   

                  こんな感じになりました。

                  色が移ってますね〜。

                   


                   

                  続いては

                   

                  イタリア/ワルピエ社の「ブッテーロ」のブルー。

                   

                  これは意外にも殆ど色が移っていません。

                  これも結構な強さでこすりました。

                   

                  革の色落ちテストしかし、コバをこすってみると…
                   

                  革の色落ちテスト簡単に色移りしました。

                   

                  銀面よりも、コバや裏側(床面といいます)の方が色移りしやすいということが分かります。

                  例えば1枚革のベルト等は特に色移りし易いのです。

                  床面が常にズボンに触れ、しかも汗をかくので。

                   


                   

                  革の色落ちテストちなみに磨き剤でこのようにコバを磨いてみると…

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                  革の色落ちテストあまり色移りしなくなりました。

                   

                  SHINの商品のほとんどはコバを磨いているのでご安心ください。


                   

                  革から他の素材への色移りを話してまいりましたが、実は逆のパターンもあります。

                  他の素材から革への色移りです。

                  このパターンも同様にやはり素上げの革の方が「移られ」易いです。

                  特に白い革やサドルレザーなどの色の薄い革は要注意。

                  例えばお尻のポケットに入れておくとジーンズのインディゴブルーが財布に移ることはよくあります。

                  (それも味!)

                   


                   

                  【まとめ】

                  あくまでもSHINで使用している革に関してしか言えませんが、

                  実際使っていて色移りで困るということはあまり無いのでそこまで神経質になることはないと思います。

                  (色移りのクレーム等は過去一度も連絡を受けておりません)

                  ただ、念のため”高級な”白い服やズボン等と濃いめの色の革製品を合わせて使う場合にはお気を付けください。

                   

                  とは言え、やはり「素上げ」の革の魅力はその「色移りし易さ」というデメリットを補って余り有ると思いますよ。

                  今回はこの辺で。

                   


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                  販売終了のお知らせ/バックサイドトート

                  2017.09.21 Thursday

                  0

                    革のトートバッグ

                    ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

                     

                    この度、写真の「バックサイドトート」が生産終了となります。

                    理由につきましてはバックサイドトートに使用している革が入手困難になってしまったためです。

                     

                    革のトートバッグ

                    小型のトートをご希望の方は写真右の「ミニトート」、

                    大きめのトートは写真左の「ミリタリートート」がございますのでご検討いただければと思います。

                     


                    ミニトート商品ページはこちら

                    ミリタリートート商品ページはこちら

                     

                     

                     

                    コードバン&Talonファスナーにカスタム/スリムペンケース

                    2017.09.20 Wednesday

                    0

                      コードバンのペンケース

                      ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

                       

                      今回ご紹介しますのは、スリムペンケースのカスタムオーダーです。

                      革をコードバンに変更、ファスナーをYKKからTalon(タロン)ファスナーに変更しております。

                       

                      コードバンは「革のダイヤモンド」と呼ばれるだけあって素晴らしい艶感です。

                      製造過程では文字通り、馬のお尻の革の中からコードバン層というのを「掘り当てる」作業が必要なのです。

                       

                      コードバンのペンケース(Talonファスナー)

                      ビンテージな雰囲気を醸し出すTalonファスナー

                      古着や、ミリタリー好きの方はTalonは外せないですよね。

                       

                      そしてやはり綿素材と革は相性が良いですね。

                      Talonのファスナーテープ(布部分)は通常のポリエステルに比べ、かなり細かく高密度で織り上げられています。

                      耐久性の綿では化学繊維のポリエステルにやや劣りますが、風合いは抜群。

                       

                       

                       

                      コードバンのペンケース

                      開いたところ。

                      ペンホルダー部分もコードバンです。

                       

                      全体的な雰囲気が何かに似ていますね?

                      そう、それは…

                       

                       

                       

                       

                      コードバンの財布(フライトウォレット)

                      フライトウォレット/コードバン仕様

                       

                      ステッチも同じくベージュで、フライトウォレットのイメージで統一されています。

                      カスタムオーダーの方法として、このようなパターンもありですよ。

                       

                      カスタムオーダー他、お気軽にメールやお電話でご相談ください。

                      お待ちしております。

                       


                       

                      スリムコインケースのカスタムオーダーの他の事例は

                      こちらの記事でご紹介しております。

                      スリムペンケース&スリムコインケースご感想が届きました

                       


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