革と相性の良い真鍮について

2017.09.16 Saturday

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    ハンドメイドの革製品を製造販売しております【SHIN】代表兼職人の加來(かく)です。

     

    今回は革との相性抜群の「真鍮」についてのお話です。

     

     

     

    【真鍮を選ぶ理由】

     

    真鍮は革と同じで経年変化が楽しめるので育てる楽しみがあります。

    金属なのに柔らかな感じがして暖かみがあるのです。

    ものにもよりますが、真鍮無垢の金具はニッケルメッキの金具と比べると3倍くらい価格が違います。

    それでもやはり、真鍮を選んでしまうのですよ。

     

     

     

     

    革に合わせる真鍮金具

    右が新品で、左が長く使用後のくすんだ姿。

    個人的にはどちらも好きなのですよ。ピカピカも、くすんだものも。

    でも真鍮にクリア塗装などしていつまでもピカピカにするのはあまり好きではありません。

    やはり使っていくうちに変化して欲しいのです。

     

     

     

     

     

    真鍮の南京錠

    これは米軍の古い南京錠なのですが、たまりませんよね?

    古い南京錠っていうのは何でこんなに魅力的なんでしょう。

    真鍮じゃなくても長いこと使っていれば味は出ますが、この風合いは真鍮ならでは。

     

     

     

     

    真鍮メッキ

    一方、これはメッキをかけた鉄製のもの。

    かなり真鍮に近い見た目で、多少の味は出ます。

    真鍮というのは「黄銅(こうどう、おうどう)」とも呼ばれ「銅」と「亜鉛」の合金です。

    特徴としては鉄よりも柔軟な金属なので、加工し易い反面、細いパーツは強度の面で不安になります。

    写真のような細身でしかも力がかかる部分のパーツは真鍮無垢のものよりも、鉄製にメッキをかけたものが多いのはその為です。

     

     

     

     

    クロムエクセルのキーケース

    こちらはクロムエクセル(革)のキーケースで僕が愛用しているものです。

    ボタンにも真鍮が使われています。

    革と一緒にボタンも成長するわけです。

    やはり革との相性がバッチリですよね。

     

     

     

     

    クロムエクセルのキーケース

    マニアックなんですが、ボタン単体でカッコいいのですよ。

    普段、ボタンとかファスナーとか特に気にしていない方が多いかと思いますが、

    僕はそういうディティールを真っ先に気にしてしまうタイプなのです。

     

     

     

     

     

    ピカール金属磨きちなみに真鍮は味が出ても磨けばピカピカに戻ります。

    写真の「ピカール」などは磨き剤で有名です。

     

    これはペースト状のもので研磨剤が入っているのでかなりピカります。

    ピカールのペーストは缶がレトロで好きです。

     


     

     

     

     

    真鍮の定規(裏側)

    これがピカールで磨かれると…

     

     

     

     

     

    右側だけ磨いてみました。

    ピカピカで"SIN CITY"のポスターが映り込んでいます。

    真鍮も味の出かたによってはイマイチな仕上がりになる場合があるので、

    そういう場合は一度磨いてリセットという手もあります。

     

     

     

     

     

    真鍮金具を仕入れている金具屋さん。

    金具屋さんにも得意な分野があり、ここは特に真鍮金具の品揃えが良いです。

    写真に写っているのは全部バックル。

    こんなに種類があるのです。選べないですよ、ありすぎて(笑)

     

     

     

     

    お店の人がバックルにピンを付けている、のどかな風景。

    いい天気の平日の午後です。

    (この方は、ピカールなど使わなくても指でこするだけで金具をピカピカにできる謎の能力を持っています。)

     

     

     

     

     

     

    さて今回はこの辺で終わりにします。

    いかがだったでしょうか?

    革とともにエイジングする真鍮金具、いいですよね?

    SHINの商品には殆どが真鍮金具が使われております。(全てではありません)

    革だけでなく、真鍮金具にも注目していただければと思います。

     

     


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